(18) 麺BAR(新橋)

2001年6月オープンの新店。

醤油のデフォルトを味付け卵入りで注文。650円程度だったか、新橋界隈にしてはコストパフォーマンスが高い。外観にはそそられるものがあるが、先客はいなかった。イヤな予感。しかし、出てきたラーメンは、そこそこ旨かった。

スープは、横濱港南台の「千客万来」の系列店との触れ込みがあったが、アッサリした醤油味の正統な支那そばに近いものがあり、飲みやすく、後味も良い。ただし、旨味が若干強めに出過ぎており、飲み進んで行くにつれ、若干くどく感じるかも知れないだろう。まぁ、それは言い換えれば、解りやすいスープということなので、プラスに捉えても良いかも知れない。化学調味料の味が少しするのが残念。

具は、チャーシューは、あるかないか解らないほど小さいもので、食感も平板。味付け卵は、はやりの温泉卵をうまく取り入れており、好感。ノリは、飾り程度に盛りつけてある申し訳程度のようなもの。あれだったら、要らないのではないだろうか。

とはいいつつも、スープと麺のバランスは、予想以上に良好で、いともスムーズに完食したのでありました。不味い店ばかりが多い新橋界隈で、ようやくまともな店が出てきたなという感じがする。

西新橋の「玄々」(秋葉原の「玄」の支店)とともに、新橋での選択肢が増えて嬉しい限りである。是非とも再食しようとまでは思わないが、近くに立ち寄ったら食べてもいいなというレベルか。同行担当者の評価も大変よかった。

(1)麺10点、(2)スープ13点、(3)具3点、(4)バランス7点、(5)将来性6点の計39点。

新橋界隈の店にしては、そこそこ高く評価して良いだろう。近くまで立ち寄る機会があればどうぞ。

(実食日02年5月)